【悩まないということ】
人間は『知能や思考、悩むこと』を与えられた生き物ですから悩まないで生きるということは不可能の近いです。
生きていると小さいこと、大きいこと、色々なことに悩み、それを解決して日々生活しています。
悩み=人生の選択
人間は「悩むために生まれてきた」と言っても過言ではないほど、日々何かに悩みながら生きていますよね。
会社行きたくないなぁ…休んじゃおうかな。でも休んだらまずいよな。
はぁ、子どもが言うことを聞かない。私のしつけがよくないのかしら…
今日のテスト大丈夫かなぁ。もう少し勉強するべきだったかな。
ダイエットしたい。でも食べたい…
これらは日々を生きる人間にとって頻繁に出てくるであろう悩みですね。
このように人間は毎日毎日悩みながら、選択をしながら生きているのです。
何気ない日々も、選択が続いています。
悩みやすい性格とは
人間が「不安」になったり「悩む」ことをしたりするのに、「幸せホルモン」である「セロトニン」の量が影響します。
セロトニントランスポーターという幸せホルモンであるセロトニンの量を調節する役目をする物質には、S型とL型があるのはご存知ですか?
『 S型が多い 』 心配や不安を抱えやすく、内気な性格である。
『 L型が多い 』 社交的で悩まないタイプ。
こうなります。
そして、なんと日本人は世界一『S型』が多いと言われています。
計画しないとなかなか行動に移せない
人間関係にいつも悩んでいる
まじめで几帳面
まわりを気にする
対人関係、仕事の悩みなどで自殺者も出てしまう
日本人には今ここに記述したようなことが多く起きていると言えます。
ちなみにアメリカ人には『L型』が多いと言われています。
日本人はまじめで几帳面、アメリカ人はおおざっぱなどと世間で言われていますが、科学的にも証明されていることなのですね。
悩まない=チャンスを逃さない
私たち人間が悩むことの多くは、悩んでも悩まなくてもたいして変わらないことだとご存知ですか?
考えることはとても良いことなのですが、たいていの悩みは考えても仕方のないことと言えます。
例えば、やったこともないことを、やる前から考えても答えは出ないですよね?
事前にリサーチをすることは良いことですが、やる前からたくさんの情報を詰め込みすぎて逆にわからなくなってしまう、更に不安になってしまうということになることがあります。
この場合は『悩みすぎても意味はなかった』 『チャンスを逃してしまった』ということになります。
これも日本人に多いとも言えますが、例えば旅行に行く時。
有意義な旅にようと事前に下調べを念入りにし、しおりまで作って旅行へ出かける。
旅先では何が起きるかわからないハプニングもつきものであります。
しおり通りにならなくてストレス。
やろうと決めていたことがストレスに変わる。
やる前から考えすぎてできなくて更に落ち込んでしまった。
こんなこともたまに起きます。
ちなみに、『旅に徹底的なスケジュールを組みそれをこなしていく』
これも日本人特有の旅のしかたのようです。
旅というものは日常に疲れを癒し、行き当たりばったりの出来事を楽しみ現実から離れリラックスするというのが旅の醍醐味でもあるのに、旅中の予定をぎっしり詰め込みすぎて旅から帰ったら逆に疲れてしまった。というのもよく聞きますね。
悩まない方法
日常で人間が悩んでいることは、たいていが悩んでも悩まなくても大して変わりないことがほとんどです。
あの人は私のことをどう思っているであろうか?
こういうことも悩む人は結構いますが、これもあなたが悩んでも悩まなくても答えは変わらないことの代表でもあります。
と、いうことは悩まないで『悩む』ことに使う時間をほかの有意義なことに使ったほうが賢いということになります。
気にしないほうが良い、『悩み』という感情に振り回されないことが大切です。
自分に自信を持つこと
これはとても大切です。自分に自信を持ち、自分の判断を信じ、たとえ失敗したとしてもそこから学ぶことができるのが人間です。
失敗の数だけ経験値も上がり、今度は失敗しないようになります。
と、いうことは、行動する前にたとえ失敗してしまうとしても、クヨクヨ悩む時間がもったいないということです。
失敗の数だけ成功するとも言いますしね。
『悩む』とすれば、失敗したときに、
「どうして失敗してしまったのだろう…」
「次はこうしよう」
などと考えれば良いのです。
悩まないと考えないは違う おわりに
悩まないということは、失敗したときなどに考えないとは違います。
やってみたことがないことに失敗しないだろうかと悩むより、
やってみて失敗し、そこで考え次につなげれば自分が成長し経験値が上がります。
大切なのは、「失敗したときに考えること」です。